治療初期の内服は3種類から始まりました。
①プログラフ ②ロキソニン ③ランソプラゾール
1)効果:免疫抑制剤 元々は「臓器移植後の拒絶反応を防ぐため」に使われている薬。免疫反応の暴走を抑えることで、自分の体を攻撃することを抑える。
2)用法・用量:必ず指示された飲み方を守りましょう
*飲み忘れた場合は気がついた時にできるだけ早く1回分を飲んでください。次に飲む時間は5時間以上間隔をあけてください。絶対に2回分を一度の飲んではいけません。
*医師の指示なしに飲むのを止めないでください
3)副作用:腎機能の低下(尿量が減る、全身のむくみ、のどの渇き)
高血糖・糖尿病(血糖値が高い、疲れやすい、のどの渇き、尿量が増える)
中枢神経障害(手足の震え、頭痛、一時的な意識障害)
感染症 (発熱、かぜのような症状)
4)注意点:自己判断で中止しないこと
感染症しやすいので、手洗いやうがいを行い、規則正しい生活を心がけましょう
他の薬やサプリとの飲み合わせ・食べ合わせに注意が必要です
*グレープフルーツなどの一部の柑橘類・セントジョーンズワート(うつ病に使われる生薬)・
カンナビジオールを含む製品はNG!
私はプログラフを3mgを朝一の空腹時(1日1回)に服用するように指示がでました。
正直言いますと、三交代勤務の不規則な仕事をしていますので、同じ時間に規則正しく服用することは難しいです。そこで私は午前中に服用することを心がけました。時間はバラバラでしたが飲み忘れたことは一度もありません。飲み忘れが心配という方もいると思いますが、大丈夫。習慣になりますから。行動心理学によると習慣にしたいことは21日続ければ定着すると言われています。そして、飲み忘れたとしても、気づいた時にすぐに飲めばいいんです。気をつけなければならないのは2回分を一度に飲むのはやめてください。
5)内服の管理:プログラフは定期的に血中濃度を測定して適正量が投与されているか確認していきます。血中濃度が高いと副作用が強くでてくることが考えられます。逆に低いと治療の効果がでないため、内服量の変更が必要になります。
私は3mgが適正量のようで用量が増えたことはありません。
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